KADOKAWA Technology Review
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生物工学/医療 2023年4月の記事

  1. Tech that aims to read your mind and probe your memories is already here
    思考盗聴も現実になる? 脳データ収集の倫理的問題点
    脳の活動状態を示すデータを取得できる消費者向けの機器が登場し、活用が始まりつつある。だが、脳活動を示すデータから、思考を推測されるなど、危険な事態を招く可能性はないのだろうか。 by Jessica Hamzelou2023.4.28
  2. 菌類は「話し好き」?最新研究で分かっていること
    生物のコミュニケーションと聞くと動物あるいは植物を思い浮かべる人が多いが、実は菌類も他の多くの種と「会話」をしている可能性を示す研究が進んでいる。 by Willoughby Arévalo2023.4.27
  3. 「生物学的に老けている」と言われたら何をすべきか?
    生物学的年齢を割り出す「老化時計」はどの程度、信用できるのだろうか。そして、その測定結果を受けて私たちは何をするべきなのだろうか。 by Jessica Hamzelou2023.4.25
  4. 実はほとんど分かっていない、化学物質の人体への影響
    化学汚染物質が人体に悪影響を与えることは明らかだと思う人が多いだろう。しかし実際には、分かっていないことが多い。 by Jessica Hamzelou2023.4.21
  5. 200人以上が受けたCRISPR治療、国際サミットで議論されたこと
    3月にロンドンで開催されたヒトゲノム編集国際サミットでは、進行中の治験の成果がいくつも報告された。臨床現場への早期投入も期待されるが、費用が大きな問題となっている。恩恵を受けられる人々の大部分は貧しい国で暮らす一方、治療されるのは経済的に豊かな国の人ばかりだ。 by Jessica Hamzelou2023.4.19
  6. Bacteria can be engineered to fight cancer in mice. Human trials are coming.
    ゲノムを改変した微生物でがん治療、マウス実験で効果を確認
    私たちは周りに存在する微生物の遺伝子を改変して、病気の治療に役立てようとする研究が進んでいる。マウスによる実験では、この手法によってがん細胞の増殖を抑えられるという結果が得られた。 by Jessica Hamzelou2023.4.19
  7. We can use stem cells to make embryos. How far should we go?
    「合成胚」の実験はどこまで認められるのか?
    卵子と精子を使わずに作られる合成胚がますます本物に近づいていることで、厄介な倫理問題が浮上している。その1つに、ヒト胚に対する実験を14日間に制限するルールを適用すべきかどうかがある。 by Jessica Hamzelou2023.4.17
  8. Synthetic embryos have been implanted into monkey wombs
    ES細胞から作成した人工胚、サルの子宮へ移植
    中国の研究チームが、サルのES細胞(胚性幹細胞)から「人工胚」を作成し、サルの子宮に移植して妊娠したような反応を作り出すことに成功した。今回は途中で発達が止まったが、いずれは胎児にまで成長するかもしれない。 by Jessica Hamzelou2023.4.13
  9. The idea of using a "three-parent baby" technique for infertility just got a boost
    犯罪的と非難された「3人の親」不妊治療が再注目される理由
    重篤な遺伝性疾患を防ぐための「3人の遺伝的親を持つ赤ちゃん」の手法を不妊治療に用いることは、科学者から批判を浴びてきた。だが、最近の臨床試験によって風向きは変わりつつある。 by Jessica Hamzelou2023.4.8
  10. How your brain data could be used against you
    脳データを活用した治療、プライバシーをどう考えるべきか?
    脳に埋め込んだ電極から脳の状態を読み取り、必要に応じて電流を流して刺激する治療法の研究が進んでいる。だが、電極から読み取ったデータが治療のためだけに使われるとは限らない。脳のデータの使用方法、保護方法についても考え始めることが重要だ。 by Jessica Hamzelou2023.4.3
  11. Neuroscientists have created a mood decoder that can measure depression
    うつ病を抱えるボランティアの脳に14本の電極を埋め込み、電極が出力する情報から人の「気分」を解き明かす研究が進んでいる。電気刺激を送り続けることで症状を抑える取り組みも進んでいるが、治療法として普及させるには課題も多い。 by Jessica Hamzelou2023.4.1
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