ワイ・コンビネーター、スタートアップ向けのオンライン講座
ワイ・コンビネーターは、ベイエリアに事業所のないスタートアップ企業が、業界の最新動向に接触できる機会をバーチャルに提供するスタートアップ・スクールを始めました。すでに3000社が利用しています。 by Rachel Metz2017.04.28
起業家のアーサー・カマラとベニー・ジアンは、ワイ・コンビネーターから出資を受けたいと考えている。だが、ワイ・コンビネーター(シリコンバレーで屈指のスタートアップ・アクセラレーター)の競争率の高い選考を突破できたとしても、カマラとジアンにはまだ大きな問題が残っている。ふたりが住んでいるのはバンクーバー(カナダ)で、ワイ・コンビネーターのあるマウンテンビュー(カリフォルニア州)までは通えないのだ。
ところがこの1カ月、ふたりは自宅にいながらにしてワイ・コンビネーターの仕事の一環を体験している。4月初旬から、ワイ・コンビネーターは10週間の無料オンライン・コース「スタートアップ・スクール」を開始したのだ。テック業界のトップ・ランナーが提供する起業についてのオンライン授業、過去にワイ・コンビネーターから出資を受けた人によるオンライン指導、受講者同士のサポートを組み合わせ、アクセラレーターで得られる体験の一部を再現している。コースの最後には、起業家が作り上げたものを共有するオンラインデモの機会がある。
こうしたコースは、実際に起業家と会合して出資を決めるタイプのスタートアップ・アクセラレーターでは実施されないだろう。だがエアー・ビー・アンド・ビー(Airbnb)やレディット(Reddit)やドロップ・ボックス(Dropbox)を輩出したワイ・コンビネーターは、ベイエリアに拠点を移すことなくテック企業の事業を軌道に乗せる方 …
- 人気の記事ランキング
-
- Young organs may not be a fountain of youth for recipients 若い心臓は体に合わせて老いる——プーチンには残念な研究結果
- An AI “mind-reading” tool can reconstruct what you’re looking at from a brain scan 「読心術」AIが飛躍、脳スキャンから「見ているもの」を精密再現
- When can we say AI made a scientific discovery? AIを「発見の主体」に据えるAI企業、科学の営みとのずれ
- She died at the San Diego border. A surveillance camera was in plain sight カメラは何を見ていたのか? 世界有数のAI監視地帯で 移民が亡くなっている